今日は 人日の節句の日だから 節句のお祝いに
無病息災を願って七草を食べる日です。
<春の七草>は
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、
すずな(カブ)、すずしろ(大根)
せり・・・ビタミンB、カルシウムが豊富。胃を丈夫にし、
食欲増進に効果
なずな・・・利尿作用、高血圧、胃や肝臓の回復
ごぎょう・・・気管支炎、咳止めなどに効果あり
はこべら・・・利尿作用に効果あり
ほとけのざ・・・胃の疲労回復、解熱効果
すずな・・・カルシウム、ビタミンC、ビタミンKが豊富
シミ・ソバカスを消す
すずしろ・・・胃や肝臓の回復。胸やけ、胃もたれに良いとされてます
人日(じんじつ)の節句とは 中国の古い占いからきています
中国では古来、正月の1日を「鶏の日」、
2日を「狗(犬)の日」、3日を「猪(豚)の日」、
4日を「羊の日」、5日を「牛の日」、
6日を「馬の日」とする慣わしがあり、
それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていました。
そして7日は「人の日(人日)」だったのです。
更に、この日には七種菜羹(七種類の野菜)を食し、
無病息災を祈る習慣がありました。
これが日本に伝わり
七種類の野菜を刻んで入れた粥(七草粥)となり、
邪気を祓い、万病を除くとして食べられるように
なったといわれています。
。。。愛羅。。。。
その年の神様への神饌物として
三種の神器を形取ったのが 鏡もちです。
その神仏に供えていた鏡餅を食べる日のことを
鏡開きといいます。
武家社会において切るは切腹などを連想するので
包丁を使ってはいけなくて、木槌を使い、切るではなく
開くという言葉を使い、鏡開くと言われてきました。
神様や仏様に感謝しながらそれを食べることによって、
無病息災を祈願しています
地方によっては 1/11日ではないところも多くありますが
神々に感謝するには今日という日は良い日です。
元旦が大正月、15日ごろが小正月
一般的には、「小正月」をもって、
正月の行事は終わるとされています
年神様や祖霊を迎える行事の多い大正月に対して、
小正月には豊作祈願などの農業に関する行事や、
家庭的なものが中心になっています。
「どんど焼き」と呼ばれる行事もあり、
正確な時期は1月14日の夜か、
15日の朝に行われています。
神社や田んぼなどで、門松や正月飾り・しめ飾り、
書初め、前年の古いお札など、
地方によって多少違いはありますが、それらを燃やします。
そして 歳末から正月と忙しく働いた主婦達を
ねぎらう意味から女正月ともいわれていました。
元は元服の儀も この日でしたから 成人の日でもありました。
1年の無病息災と五穀豊穣を願い歳神さまも見送ります
これでほとんどのところで正月行事が終わります
良い年の始まりです
。。愛羅・
1.20日には、
正月にお迎えしていた神様方が、
それぞれの居場所にお帰りになる日と考えられ
20日正月というところもあります
小正月と20日正月で
神様方が全てお帰りになりますから、
今日は正月の飾り物など全て片付けて
正月行事を締めくくる日と言われています。